商工会は、主として市町村における商工業の総合的な経営の改善発達を図るとともに、社会一般の福祉の増進に資することを目的として、法律に基づき設立された「特別認可法人」です。全国に約2,000の商工会が設立されており、商工業者の経営支援や地域の活性化を図るための様々な活動を行っています。商工会は商工業者や地域の皆様の明るいくらしのお役に立つよう、経営上の問題や創業に関する各種のご相談をお受けしたり、講習会を開いたり、有意義な情報を会報でお知らせしたりと様々な活動をしています。
商工会を形成する1部会で、商工会の事業を積極的に推進すると共に、経営者としての資質を向上させ、もって商工業の総合的な改善発展を図り、あわせて地域の振興・発展、社会一般の福祉の増進、新しいまちづくりに取り組む組織です。
事業を営む経営者・後継者と認められるものであり、かつその会員の営む事業に従事する者であり、満45歳以下の青年(男性・女性)、本部会の趣旨に賛同し、本部会の円滑な実施に協力しようとするものであり、満20歳以上から満45歳以下の賛助部員で構成されています。
2021年度活動テーマ
「繋がる」
■年間テーマの意味と基本理念
「かけがえのない人たちと、かけがえのない地域のために」この想いと共に「繋がる」事業を進めていきます。
「かけがえのない人たち」とは、「かけがえのない仲間」だと思っています。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により事業の中止を強いられ、部員同士が会う機会も随分と少なくなってしまいました。今期は事業や研修を通じて、部員同士の繋がりをより一層強めます。
後継者や創業者など同じような立場であり様々な業種が集まるこの団体だからこそ、ここでしか話せない話ができ、相談にものってくれる仲間がいます。得られた情報や知識で問題の解決の糸口が見つかり、また手に入った地域の情報が仕事にも繋がるかも知れません。こういった部員同士の繋がりで得られたものが、本業に活かされればと強く思っています。
私たちが部員同士のことを知っていくだけでなく、「かけがえのない地域」である地元福山あしな地域の方にも私たち青年部のことをもっと知っていただける機会がまだまだあると思っています。事業を通じて地域の方とより親密になり、気軽に声をかけていただけるような存在になりたいと考えています。そして、関わる全ての人が笑顔になることで地域全体が盛り上がり、進学などで県外に出て行った子供たちが帰ってきたくなるような活気あふれるまちとして未来に繋げる活動を推進します。
■事業活動方針
今年度の委員会は地域交流委員会、地域振興委員会、研修委員会、勧誘委員会で活動を行います。一つ一つの委員会は、各事業の実行委員会のようなものだと捉えて下さい。企画は各委員会、運営はそれぞれの副部長のもとにある両委員会で行い、部全体で作り上げていきます。少人数からどんどん人を巻き込み、そして部全体、ひいては地域を巻き込んで『繋がる』事業を行っていきます。
各委員会は少数精鋭での構成となりますので、部員間の意見交換をより密に行い、より良い事業へと展開して行って下さい。
地域交流委員会は、地域とのつながりや、近隣地域の単会との交流を意識した事業を行います。その趣旨も踏まえ動物園まつりは当委員会で担当します。
地元である福山あしな地域の方に私たち青年部の魅力をもっと伝えるために、地元の方と一つの事業を一緒に作り上げていくなかで私たちのことをより知っていただきたいと思っています。また他単会との交流では、視野や人脈が広がり自分の糧となる新発見があるかもしれません。これら全ての繋がりが本業で活きて欲しいと思っています。
(*動物園まつりの開催可否については、7月(8月)の第一回動物園まつり実行委員会にて決定します。)
地域振興委員会は、地域と、私たち部員自身を盛り上げる事業を行います。
魅力ある事業で地域を盛り上げることで、子供たちが進学などで地域から出たとしてもまた帰ってきたくなるようなまちになればと思っています。その想いと同時に私たち部員自身も盛り上がり、『青年部ってぼれ楽しいじゃん!!やりがいがあるわ~』と魅力を感じられるような、そんなみんなが楽しめるような事業をしていきます。
研修委員会は、自身や自社の成長に、また部員同士が繋がる研修をします。
自分自身や会社の成長に繋がることを行うのはもちろん、さらには部員同士を知ることを目的としたものもしていきます。
当委員会では、年3回の研修を計画しています。
勧誘委員会は、2020年度期首から10%増の4名加入を目標として、一緒に青年部や地域を盛り上げてくれる仲間を増やします。
5年もすると21名もの部員が卒業をしていきます。増員しないままで行くと、今までできていた事業も魅力ある新しい事業もできなくなってしまうばかりか、青年部の存続さえ危ぶまれてしまいます。
部内で開催する魅力ある研修内容も伝え、多くの部員獲得を目指します。
前年度同様、with コロナの中でどこまで事業が出来るのか見通しが立たず、制限されることも多いかもしれません。ですが、その中でできる最大限のことを考え実行に移し、また一人一人が楽しんで取り組んでいただきたいと思っています。
青年部活動を通して地域や部員と繋がると同時に、他単会や他団体との繋がりも意識をしてみて下さい。青年部内には他団体にも所属し活躍している部員もいます。また他単会からも事業の案内が流れてきます。各方面からの情報を進んで取りに行き、部内で共有し、外と繋がる機会をできるだけたくさん設けます。多くの窓口があれば、多くの刺激を受けることが出来ます。その刺激が自身や自社の変化に繋がるかもしれません。まずは、備南地域協議会や広島県青連の事業への参加を推奨します。