商工会とは

商工会は、主として市町村における商工業の総合的な経営の改善発達を図るとともに、社会一般の福祉の増進に資することを目的として、法律に基づき設立された「特別認可法人」です。全国に約2,000の商工会が設立されており、商工業者の経営支援や地域の活性化を図るための様々な活動を行っています。商工会は商工業者や地域の皆様の明るいくらしのお役に立つよう、経営上の問題や創業に関する各種のご相談をお受けしたり、講習会を開いたり、有意義な情報を会報でお知らせしたりと様々な活動をしています。

商工会青年部とは

商工会を形成する1部会で、商工会の事業を積極的に推進すると共に、経営者としての資質を向上させ、もって商工業の総合的な改善発展を図り、あわせて地域の振興・発展、社会一般の福祉の増進、新しいまちづくりに取り組む組織です。
事業を営む経営者・後継者と認められるものであり、かつその会員の営む事業に従事する者であり、満45歳以下の青年(男性・女性)、本部会の趣旨に賛同し、本部会の円滑な実施に協力しようとするものであり、満20歳以上から満45歳以下の賛助部員で構成されています。

2024年度 第18代部長 藤本 学

2024(令和6)年度活動テーマ

 

「学ぶ」 

 

平成の大合併ととも誕生した福山あしな商工会青年部は、多くの困難を乗り越え、もうすぐ創立20周年を迎えようとしています。かけがえのない人たちとかけがえのない地域のために多くの先輩方が活動してきた歴史に感謝し、青年部活動は学びの宝庫であることを誇りに思います。

しかし、ここ数年間で多くの先輩が卒業され、社会情勢の変化も重なり青年部活動の歴史を知る部員が少なくなっております。それは大切な価値観や伝統を次世代に受け継ぎ、過去から未来へと継ぎ足していく大切な役割が失われているということです。

そこで、今年度は先輩方が築いてきた誇りある青年部活動を受け継ぎ、普段交わることのない業種間や世代間を超えた交流に学ぶことで今後の青年部活動の源(みなもと)にすることに注力したいと思います。

交流の中で自分の学びを重ね、様々な可能性を切り開く。また、青年部活動が多くの部員の学びの一助となり、その経験を経営に活かし、次世代の活力ある社会の創出に寄与することを期待します。